★八千代支部7月例会★
【ハイブリッド開催】
- ◆日時
- 2022年7月21日(木) 18:30~21:00
- ◆報告者
- (有)八千代折込広告
代表取締役 石川 俊一氏(八千代支部)
◆会場:ライフ薬品(株)+Zoom
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経営指針成文化セミナーを受講して!
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昨年度の経営指針成文化セミナーを受講した石川氏にご登壇いただきます。1年間のセミナーを受講して学んだことや気づいたこと、受講することで見えてきた自社の存在意義とは?指針セミナーに関心のある方はもちろん、会社経営に悩みを抱えている方も多くのヒントを得られる例会です。会社を成長させていくために必要なことは何か一緒に考えましょう。「今日セラフィロソフィ」の勉強会も開催します。奮ってご参加ください!
例会に参加して
「社員と共に育つ」
(株)小松電気工事 代表取締役 小松 豊氏
7月例会は(有)八千代折込広告 代表取締役 石川 俊一社長に報告いただきました。
石川さんは血縁関係の無い前社長から、一昨年事業継承し社長に就任しました。「何とかなるわよ!」という奥さんの言葉に後押しされ経営を引き継ぎましたが、社長になる事への覚悟や経営に対し深く考える事もなかったそうです。
昨年、指針セミナーを受講し社長就任から2年半で社長としての覚悟が決まり会社も大きく変わっています。
石川さんの報告を聞いての感想を書きながら、吉田さんの手賀沼支部での報告を思い出していました。
吉田さんはワンマン経営から社員全員辞職、一転、社員に寄り添う経営からモンスター社員誕生、現在は社員と共に育つ会社へ。
石川さんは指針セミナー終了後、全社一丸経営へ。
御二方とも指針セミナー修了生で、セミナー受講後会社が大きく変わっています。
それも、受講後すぐに!
「理念を作っても会社が変わらない。」「社員が言うことを聞かない。」よく聞く話で、その原因は社長にあるのでしょうが、悪いのは社員だと考えるのが失敗している社長なのかもしれません。
何故、社員と理念の共有ができないのか?
理念は社長が考えるものであり、社長の生き様や思いが詰まったものでなければならない。
理念を社員に伝え共有し社風になる。そんな事をよく耳にしますが、中々上手く行かないのが現実です。
理念の共有が、理念の強要になればワンマン経営にもなるし、社員目線で理念を作ればモンスター社員が生まれるかもしれない。極端な話ですが、こんな失敗をすることも考えられる程、理念の共有は難しい事だと思います。
では石川さんは何が違ったのか。
石川さんは指針セミナーで出た宿題を全社員と考える事から始めたそうです。社員にセミナーの宿題を配り、全社員が宿題を書いて提出し、社員一人一人の考えを全社員が共有することで会社の未来、役割、存在意義を会社全体で確認できたそうです。
社員は会社の事なんか考えていない。そう思っているのは社長だけで、いつまでも理念の強要しかできないのは社員の言葉を聞いてるようで聞いてない社長が悪いのかなと反省させられる報告でもありました。
石川さんも報告の中で言っていましたが、
『社員は社長が知らないことを沢山知っている。』
『社長が考えもしないことを社長以上に考えている。』
『
そういう気持ちを素直に伝えられる社長になりたいですね。
「社員と共に育つ」同友会で良く聞く会社の在り方ですが、その大切さを学ぶ素晴らしい報告でした。
最後に
石川さん、「フリーペーパーうきうき」を習志野市にも配ってくださいな。
隣町だしね!!