★第49回 千葉県経営研究集会★
今こそ経営の本質を学び実践し、激動の外部環境でも選ばれる会社へ!

チラシ

●実行委員長あいさつ

 激動の外部環境でも選ばれる会社を目指し、第49回千葉県経営研究集会を企画しました。
私たち中小企業にとって、新たな経営観・人間観は確実に必要とされており、
本質の学びを実践するきっかけを会員の方々に、是非とも実感していただきたく運営しております。
今回は会員企業の経営課題をあらかじめアンケートなどで事前調査をし、
より的を絞り込んだ分科会とテーマに添った基調講演を踏まえ、
未来を見据えた会社像を築いていただける場として皆様に参加していただきたいと思います。
本経営研究集会は、千葉同友会が社団法人化され第一回目の記念すべき集会です。
まずは皆様に参加していただく事により、会員企業の課題解決に向け、
学びと実践の積み重ねを行なって参ります。心を込めて皆様を歓迎致します。

第49回経営研究集会実行委員長 荒井 孝夫

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●基調講演

報告者:石坂産業株式会社 専務取締役 石坂知子氏

【講演概要】
 1999年「所沢ダイオキシン騒動」と呼ばれることになったニュース報道により、地域住民から「出ていけ!」と大バッシングを受ける事態に。後に誤った報道として訂正されたが、収まらない地域住民の反対運動に加えて一方的な取引停止も。ついには15億円をかけた最新鋭のダイオキシン恒久対策炉を廃炉にする苦渋の決断をし、焼却による中間処分から分別によるごみの再資源化へ事業転換を図りました。現在も、「分別分級の徹底追及」を続け、減量化・再資源化率98%を達成。地域からの声は批判ではなく誇りに変わります。
いかなる外部環境の変化があっても、地域や顧客から選ばれ続けるのは苦境に立たされても、そこから学び、実践し、検証と挑戦を繰り返す企業です。今回は社長の石坂典子氏と共にその改革を実践し、現在の成長を支えている専務の石坂知子氏にお話しいただきます。
地域と本気で向き合うとはどういうことか。経営理念を貫き、成長を続けるための社員との関わり方とは。今も試行錯誤しながら、循環型経済をめざす同社から、その原動力や次世代に向けた取り組みについて学びます。

【石坂産業(株)会社概要】
創立年:1967年
資本金:5000万円
年商:70億円
従業員数:約200名
本社所在地:埼玉県入間郡三芳町上富1589-2
主な事業内容:1. 産業廃棄物中間処理業(再生事業者登録有)
2. 収集運搬業・積替保管許可
3. 再生品販売業(再生砂・砕石・木材チップその他)
4. 環境教育事業
5. 循環をデザインするコンサルティング事業
6. 石坂オーガニックファーム(有機JAS認証、GGAP認証)

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●分科会

本質を学び実践できる8つの分科会!
下記の中から1つ選んでご参加いただけます。

【第1分科会】
基本テーマ:人材活用
「脱女性・でも女性」で人材課題にアプローチ
~”聞いて、学んで、発言して”実践を持ち帰ろう~

報告者:三和総業(株) 代表取締役 小倉理恵氏(成田支部)
報告者:司法書士法人ふらっと 代表社員 菊地裕文氏(東総支部)

<概要>
「人材活用」というと焦点がぼやけてしまいがち。
そこで、我々は女性部会ですから女性活用を軸に広げていきます。
男女雇用機会均等法成立から 38 年も経過した今なお、なぜ女性を考える必要があるのか?
人材活用以前に人間として、男女の相互理解が進歩しない点に意見があるという人は多いはず。
優秀な人材確保のために各家庭の満足向上に取り組む企業も増え、
世の半数を占める女性を無視して健全な事業の発展は望めないとも考えられます。
討論に参加してモノ申したい!という方はぜひご参加を。千葉から発信しましょう。

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【第2分科会】
基本テーマ:業務の効率化・仕事の標準化
「チェーンストア理論から学ぶ、効率化・標準化の科学的手法!
実例を元に、笑いあり、涙あり、そして感動ありのパネルディスカッション!

パネラー:NANDOMI(同) 代表社員 内野 敏樹氏(市川浦安支部)
パネラー:(株)プランセス 代表取締役 宇和川 浩示氏(市川浦安支部)
パネラー:アルケア(株) ロコモ事業部長 関 良一氏(市川浦安支部)
パネラー:(株)新栄 代表取締役 林 卓也氏(市川浦安支部)
コーディネーター:(有)白河高原農場 取締役 矢作 光啓氏(市川浦安支部)

<概要>
チェーンストア理論が開く新世界。
効率化と標準化の科学的手法で、ビジネスが変わります。
成功の裏に隠されたこの理論から学び、あなたの経営スキルも進化。
未来への扉がここにあります!
市川浦安支部では、業務上のムリ・ムラ・ムダを省いて標準化する
「誰がやっても同じ結果になるように」状態を目指して学んでいます。
4名によるパネルディスカッションで各社の実践事例から学び、
激動の外部環境でも選ばれる会社を目指します!

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【第3分科会】
基本テーマ:多様な人材採用
「人手不足をどう乗り切るか!?次の時代の職場の姿
生産性を高める鍵は、多様な人材活用だっ!

パネラー:(株)ホエル 代表取締役 鯨井 祐介氏(船橋支部)
パネラー:(株)エーゼットファクトリー 代表取締役 小野田 直氏(つくも支部)
パネラー:NPO法人ユニバーサル就労ネットワークちば 事務局長 島田 将太氏
コーディネーター:NPO法人フェアスタートサポート 代表理事 永岡 鉄平氏(神奈川同友会)

<概要>
日本が少子高齢化の課題先進国であることはよく知られています。
その一方で、あまり知られていないのは、日本には1500万人の就労困難者がいるという事実で、
障がい、病気、引きこもりなど、日本には何らかの「働きづらさ」を抱えた人が
1,500万人以上(およそ8人に1人)いると想定されています。
人口減少、高齢化により、2030年には600万人以上の労働力不足が
懸念される待ったなしの状況の中、私たちには今何ができるのでしょうか?
就労困難者を支援する側、企業と繋げて行く側、雇用する側のパネリスト形式で
社会問題と企業の問題の相互解決と、次の時代の職場の姿への一歩を推進していきます。

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【第4分科会】
基本テーマ:社員の定着
「めぐり逢う方々を決して後悔させない」。だから本気で採用に力を入れています
ミッションの共有から社員のペルソナを設定した戦略的採用と定着の秘訣

報告者:(株)ネオ・ゼロ 代表取締役 堀 朋幸氏(浦安支部)

<概要>
皆さんは日々、様々な経営課題と向き合っているのではないかと思いますが、「人」に関する課題をよく耳にします。
今回は「人材」に着目し、独自の想いから「人」との接し方を自然に行っている堀氏の、
単なる方法論でも精神論でもない、全てが繋がった採用、共育、定着のための活動から学びを得たいと思います。同友会だからこそ話せるマル秘エピソードに基づく、本質と実践をユニークで軽快なトークでお話いただきます。
「人は人でしか磨かれない」こんな言葉がありますが、堀氏の報告から磨かれたい経営者の方をお待ちしています。

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【第5分科会】
基本テーマ:商品価値
どうする?売れるための商品・サービスづくり
~需要と優位性があれば売れる!課題はどこ?~

ファシリテーター:(株) PLUS SPIRAL 代表取締役 竹口 享介氏(鎌ケ谷支部)

<概要>
なぜ売れているのか?あるいは、なぜ売れていないのか?
自社の現状がどちらであったとしても、その理由を的確に答えることができるでしょうか?
また『こだわりを詰めたのにぜんぜん売れない!』ということもあれば、
『別にこだわってないのに売れる』こともありますよね。
では、そうなった理由は?一言でいってしまえば「届けたい価値と顧客ニーズがフィットした」だけ。
これがズレると、当然、集客も営業も苦戦する。だから売れない。
ということで、「価値とニーズをフィットさせる」ための視点&考え方をワーク形式で学びましょう!

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【第6分科会】
基本テーマ:営業・広告・宣伝
自社の広告はお客様のハートをつかめていますか?
顧客の変化と顧客ニーズの把握

報告者:咲くせすマーケティング 代表 神永 沙緒莉氏(千葉東支部)
報告者:(株)アイル 代表取締役 松澤 真氏(千葉東支部)
報告者:(株)オカムラホーム 会長 岡村 大作氏(八千代支部)
報告者:(株)富井 代表取締役 杉浦 詳子氏(松戸支部)

<概要>
益々、時代の変化が早くなる一方で、変えなくてはいけない業種と変えなくても良い業種があるはずです。
そこで、売上が伸び悩んでいる方や時代とマッチしていないと思い込んでいる方、
また自社の未来への展望を問い直したい方に向けて、様々な業種の方々から
営業、広告、宣伝の行い方を聞き、新たな気づきを得ていただきたいと思います。

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【第7分科会】
基本テーマ:経営指針
なぜ時代の変化に強い経営者は、経営理念を大切にするのか?
今ここで先入観をぶっ壊せ!

パネラー:(株)ラダー 代表取締役 梶 真佐巳氏(船橋支部)
パネラー:ネモト運送(有) 代表取締役 根本 康平氏(茂原支部)
ファシリテーター:HAKUEI HOME MADE(株)代表取締役 堀江 広二朗氏(手賀沼支部)

<概要>
報告者の梶氏は昨年、経営指針成文化セミナーを修了しましたが、
立派な経営指針を内外に説いても経営は上向くどころか、社員からもついていけないと見放されてしまいました。
立派な言葉を並べるのが経営理念の本質ではありません。経営者の内面にあるものか、ないものか。
そして経営者自身が率先垂範できるものでなくてはならないということに気付いた梶氏。
自身が目を背けてしまった過去や価値観に対する先入観を壊し、向き合いそこからどのように変わったか。
現在セミナーを受講している根本氏を交えて、生の葛藤の声と共に経営理念の真髄に迫ります!

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【第8分科会】
基本テーマ:環境経営
人+エコ・商品+エコ・地域+エコで持続可能な社会を目指して
事例から学び、環境を経営戦略にどう取組むことができるか?

報告者:(株)菜の花エッグ 代表取締役 梅原 正一氏(かずさ支部)
報告者:農事組合法人多古町旬の味産直センター 常務理事 小林 由紀夫氏

<概要>
DOYUエコに関するアンケートで特別審査員賞を受賞された
2021年度(農)多古町旬の味産直センター、2022年度(株)菜の花エッグから
環境経営の取組みについて報告をしてもらいます。
環境経営は儲かるのか?
強みになるのか?お客様から選ばれるのか?と環境に取組み始めた経緯から、
何から始めたのか、実際の経営状況はどうなのかを事例を交えて語っていただきます。

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●会場詳細

TKP東京ベイ幕張ホール
アパホテル&リゾート東京ベイ幕張 隣接
JR京葉線「海浜幕張駅」より徒歩10分
千葉市美浜区ひび野2-3  電話043-296-1112
アクセスマップ

●プログラム

12:00〜13:00 受付   
13:00〜14:40 開会・基調講演 
15:00〜17:50 分科会    
18:10〜19:00 全体会・閉会 

●定員

現地会場:520名

●参加費

7,000円