- 2016年12月15日(木)18:00-21:00
- 支部12月忘年例会
- 講師
- (有)国際宇宙サービス 代表取締役社長 山崎 大地氏
~小資本 低リスクでもできる。日本で一番宇宙ビジネスに詳しい男が語るチャンスとは?~
まだまだ豊かさを求めて我武者羅に走り続けていた日本の昭和の子供時代。誰もが圧倒的なスケールと男のロマンに魅了され、愛と感動のストーリーに胸を熱くした松本零士の『宇宙戦艦ヤマト』と『銀河鉄道999』。大人になっても子供時代の純粋な夢や心を失わず、地道な努力でとうとうNASAにまで辿り着いてしまった男。自然豊かな鎌倉市に生まれ育ち、日本人離れした大らかさとスケール感でロマンと憧れを追い続ける山崎大地さんに、これからの宇宙ビジネスの可能性をたっぷりと語っていただきました。
冒頭、山崎さんは「宇宙に関して今までに得た知識や概念を捨てよ」と話し、世界では宇宙飛行は国の事業から個人の事業に移行している、宇宙飛行は宇宙飛行士だけのものではない、誰でも行けるようになる、として、自らすでに始めている宇宙ビジネスも紹介しつつ、宇宙ビジネスの可能性について、熱く語って下さいました。終了後は、ユーカリが丘のSoba Cafe3○1(八千代支部新会員)に移動して2次会、大いに盛り上がりました。 - 会場
- 勝田台文化センター
(八千代市勝田台2-5-1)
TEL:047-483-2141
参加費:1,000円
例会に参加して
「山崎大地さんの話をきいて」飯野孝宏
(有)イイノエンジニアリング 代表取締役
少年時代憧れた土星を、自作の望遠鏡で見た感動。もっともっと近くで見たい思いが膨らみ、宇宙ステーションの管制官などを経て、ついに2017年民間宇宙船に乗り、飛び立つ予定の山崎大地さんの講演でした
。私が想像する宇宙旅行と現実の宇宙旅行のギャップに度肝を抜かされました。運航に1000億円かかるスペースシャトルに対し、かのリチャード・ブランソン氏のヴァージンギャラクティック社が開発中の宇宙船では3000万円で宇宙にいけるという。しかも旅行会社に申し込みをするらしい。これから民間宇宙船に乗るには、簡単な訓練を受ければいいという。
知らなかった!!これは我が国が宇宙開発を官主体で行っている為に私達に伝わる情報が誤っていたり、少なかったりする事が原因らしい。宇宙旅行は心配!と思う人は少なくないだろう。海外はどうかというと、楽しい!と思うそうだ。(なんとなくわかるが・・・)米国では民間企業に資金的・技術的支援をどんどん行っており、現在あのAmazonを含め数社が宇宙船の開発を行っているという。飛行実験などの動画がyou tubeで観られるのも驚きだ。こうした民間企業の競争効果でいわゆる「宇宙旅行」の価格が前出の1000億円から3000万円になり、いずれ100万円を切るという。さあここでビジネスチャンス!というお話である。
身近になってはきているが、まだ少数の興味の対象である「宇宙」に一歩踏み込む事で新しいマーケットを創造する。そう考えると楽しそうだ。興味があればどんどん情報を仕入れ、勉強し実行すべきだと思う。
私が感動して読んだマンガ「宇宙兄弟」のあの世界観とは全く別のお話。さて、私はどうする??発想を転換し宇宙の一部である地球上の事でアイデアを絞ってみようと思う。誰もがいずれ否応なしに星となり宇宙へいくのだから。